2023年8月5日㈯京都エンゲルスガール
- 三好真弘
- 2023年8月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年9月30日
2023年8月5日㈯京都エンゲルスガール
こいけはるな企画~京都編~
W水津樹/こいけはるな
白川疎水
私をあの世に連れてって
アイラブユーだったよ
四天王寺さんの砂は僕の骨でできている
play a blue marble
雪のように
~フリートーク~
ブルーサルビアのにおい
(アンコール)
夏のキャタピラ
京都は五条の壬生川の通りに入った古い民家を改装した建物が集まる地域にある。レコード屋さんのエンゲルスガール。そこでライブに出演しないかとこいけはるなさんに誘ってもらった。旧こいけさんのことだ。
現在私はこのホームページにのせるためのプロフィールを文章で作成しているが、そのプロフィールのなかに、旧こいけさんはよく出て来る。2019年、ツーマンライブでセカンドアルバムを発売するときに一緒にライブをしたのが彼女だ。そして、2021年3月にもう音楽活動をやめようと決めた最後のライブで共演したのも彼女だった。今回2023年に呼んでもらった。だからこの日が個人的には復活の日だと思っている。
16時半にはすでに出演者の3人が集まっていて、ライブの準備をした。こいけはるなさんは熱中症対策を大事にしていた。「熱中症に気をつけください」と終始言っている。それもそのはずで、この日もとても暑かった。エンゲルスガールへは最寄り駅から10分以上歩く。すると熱中症にかかる可能性が大きい。ライブ前に、「熱中症対策のために熱中症対策用の飴を買ってきます」とこいけさんは言う。
さすがは企画者で、演者やお客さんの健康にとても気を遣っている。とはいってもこいけさんは店内で準備をするべきことがあるので、私と水津樹さんがお使いに行くことにした。こいけさんに千円のお小遣いをもらって近くのスーパーまで行くのであった。
確かに暑い。近くのスーパーに行くまででばててしまう。「でももう夏も終わりね」と水津さんは言う。「そうですね、もう天辺はすぎましたか」と私。「7月おわりくらいが天辺であとは下り坂」といいながら手のひらをくるりとさせた。スーパーではレモン味のタブレットを買った。
ライブ終了後、居酒屋にでも行こうかと、みんなで大宮駅まで歩く。ライブに来てくれていたこいけさんの友達が「大阪の歌いいですね。ハンバーグになるやつ」と言ってくれた。『四天王寺さんの砂は僕の骨でできている』のことである。うれしいなあ、と思った。長くて変な歌だと自分では思っていたからである。でも好きな歌だ。だから歌っている。
その昔、ファーストアルバムをだしたころ、『真夏のバスケットボール』が好きと言ってくれた人がいる。ほかにその曲を好きと言ってくれた人は現れない。
帰り際に、余った熱中症対策用のタブレットをもらってかえった。後日、仕事場に持っていって、お盆前のお墓掃除をするときに、食べた。「熱中症に気をつけください」と何度もこいけさんが言ってくれたおかげで、この夏はなんとか熱中症にならずにすみそうだ。
2023/8/15記す
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